目の下の脂肪再配置は一般的に結膜を通して切開し手術を行います。手術時涙袋と呼ばれる下眼瞼の眼輪筋の後ろの空間を通り手術を行うため基本的に涙袋はそのままになります。むしろ涙袋の下に飛び出ていた脂肪が除去されることにより涙袋が強調されて見える効果も期待できます。

目の下の脂肪再配置は下瞼の皮膚の切除なしで脂肪を再配置する手術で外側に見える糸や傷がなく回復も早いというメリットがあります。その反面下眼瞼手術はまつ毛のすぐ下の皮膚を切開したるんだ皮膚も一緒に除去し、よりハリのある手術結果を出すことのできる手術です。その代わり外側に見える糸があり、目立たないものの傷も残る可能性のある手術です。したがって目の下の脂肪再配置は20～30代の皮膚切除が必要ない方におすすめできる手術で、下眼瞼は一般的に50～60代以上の皮膚切除が必要な方におすすめできる手術です。